Tuesday, September 21, 2010

いきなりですが、バースデーケーキ

ちょっと前の話ですが、、、

前の家にいたとき、昼間に突然、ドアのベルが。
ドアをあけると、おとなりのおばあちゃんが立っていました。

「電気がつかなくなってしまって、ガレージのドアが閉められないの。。。」ととっても困った顔をして。

そういうのとっても苦手な私は、どうしていいのかわからず、とりあえず彼女の家に行ってみて家の電気関係で唯一いじったことのあるブレーカーを見てみました。
いくつかあげたり下げたりしているうちに、ガレージの蛍光灯がパパパッと。ついた~!

よかった、こんな単純なことで~、とほっとしていると、おばあちゃんが駆け寄ってきて
「ありがとう!!あなたのおかげで助かった!ありがとうありがとう!」とはぐはぐ、キスキスされました。

いいえー、全然たいしたことしてないですよーっははははは、って言いながらバイバイして家に戻ってしばらくしたとき、、

またドアのベルが。

ドアを開けるとさっきのおばあちゃん。
「どうしてもお礼がしたくて」と差し出してくれたのは、バースデーケーキ。
聞いてみると、その日は彼女のお誕生日だったんですって!
なんと80歳!

そのおばあちゃん、なぜか大人の息子2人と3人で暮らしているの。
その息子さんからもらったのね。「$2オフ!$4.99」って値札がついたケーキ。。直径30センチはあったよ。

そんな大切なバースデーケーキいただけません!って言ったら、
 「いいの!!二つあるから!!」と。なんで二つ?

気持ちはすごくありがたい。
でもこのケーキ、プラスチックみたいでちょっと怖い。。。でも断りきれず、結局ありがとう!っていただきました。
でもやっぱり、どうしても手をつけられなくて、ずっと冷蔵庫にしまっていました。

冷蔵庫を開けるたびに目線の位置に置いてあるケーキの存在に耐え切れなくなったのか、家主のスザンナがしばらくして、
「エイミー、これ、罪悪感で捨てられないんでしょう?私が変わりに悪者になって捨ててあげようか?」と言ってくれました。

小さい声で「うん」と言うやいなや、ケーキは戻らぬ人(?)となりました。
おばあちゃん、ごめんね。

きっとあのままずーっとおいてあっても腐らなかったのではなかろうか、、あの、4.99のケーキ。。
いったいなにで出来てたんだろう。。。